「お肉の火の通し方」といえば、なんといっても分厚いステーキですよね!
専門店で焼き方を聞かれて慌てて「とりあえずミディアムで」なんて答えていませんか?
レア・ミディアム・ウェルダンあたりが有名ですが、
実は、他にもたくさんの焼き加減があるんです。
焼き加減の特徴を知って、自分好みのステーキを探してみましょう!
好みの焼き加減を探してみよう
01.ロー(raw)
まったく加熱していない生肉の状態です。
さすがにこの状態で食べるのは避けましょう。
02.ブルー(blue)
お肉の表面を数秒炙っただけの状態。
中身は生のままなので、生肉の風味や食感を楽しむことができます。
新鮮な赤身のお肉に適した食べ方です。
03.ブルーレア(blue rare)
ブルーよりも少し長めの数十秒焼いた状態です。
見た目は焼けているように見えますが、切ってみると中身は生の状態です。
04.レア(rare)
肉の3割ほどに火が通り、外側はパリっと焼けているけれど、中心部はまだまだ赤い状態。
ただし中まで熱は伝わっているので冷たくはありません。
05.ミディアムレア(medium rare)
レアとミディアムの中間。柔らかくジューシーな仕上がりです。
この段階でも切り口からはうっすらと血が滲み出す。
06.ミディアム(medium)
表面はこんがりと、中心部分はロゼ色になるまで火が通っている状態。
程よい弾力があり、肉の旨味が凝縮。カットすると肉汁が溢れ出します。
人気のある焼き加減です。
07.ミディアムウェル(medium well)
ミディアムよりもさらにしっかり肉が焼けている状態で、中心部にも赤い部分がほとんどなく、うっすらピンクがかる程度です。
08.ウェル(well)
全体的によく焼けた状態で、赤い部分はほとんどなく、肉汁が少なくなっています。
香ばしさと脂の旨味が楽しめる焼き加減です
09.ウェルダン(well done)
肉の中心部まで十分に火が通った状態。
肉汁はほとんどなく、しっかりとした歯ごたえを楽しめます。
10.ベリーウェルダン(very well done)
ウェルダンよりもさらに火を通した状態です。
中心部まで褐色になるまで焼きあげます。
結局、どれがいいの?
たくさんの焼き加減があるけど、結局どの状態が一番美味しいの?
そんなときは、まずはお店の人におすすめの焼き加減を聞いてみてください。
お肉もひとつひとつに脂の乗り方が違うので、迷った時はプロにお任せしてみましょう。
生の状態を避けたほうがいい人も
牛肉の内部には菌がいないため、新鮮な場合は表面を炙ればレアの状態でも食べてもOKですが、
人によっては生食を避けたほうがいい場合もあります。
特に小さいお子さんや高齢者、妊娠中の女性、体調の悪い人などです。
抵抗力が低かったり、免疫力が落ちている場合もあるのでミディアム程度には火を通すのをおすすめします。
実はカリカリ派