お肉の美味しい食べ方の鶏肉編、今回は【手羽先(てばさき)】をご紹介です!
居酒屋さんで食べる機会が多い手羽先。
唐揚げなどでよく出てきますね!
どこの部分かというともちろん…
手羽先こちら!
手羽先は鶏の腕から羽の先端にかけて部分です。
特徴的な”く”の字のフォルムをしています。
引き締まった肉質で、肉の量に比べて皮や骨の比率が多いので
ゼラチン質や脂肪がたっぷりと含まれており、コクがある部位です。
「手羽中も濃いオレンジになってるけど…?」と気づいたあなたは流石ですね!
実は、”く”の字の食べられない方を外すと【手羽中(てばなか)】という名前になるんですって!
お肉売り場でチェックしてみてくださいね♪
ちなみにプロは手羽端のことを【チップ】【ウィングチップ】と呼ぶことが多いとか
(*゚-゚)プロっぽい…!
手羽先の美味しい食べ方
それはズバリ!
ジューシーさを活かす
です!
皮と一緒に楽しむ手羽先は、脂が乗ったジューシーさが最大の特徴。
濃い目に味付けをしても負けない鶏の濃厚な旨味があるので、唐揚げや甘辛煮に向いています。
また、手羽端部分は特にゼラチン質や脂肪が多く、じっくり煮込むと良質なダシが取れるのでスープに向いています。
関節をきれいに外すコツ
「食べにくいから手羽先は苦手…」という方もいるのでは無いでしょうか?
コツを押さえるとカンタン・きれいに食べられますよ♪
唐揚げの場合
唐揚げの両端を持ち、ひねってちぎり、肉の多い手羽中と、肉の少ない手羽端に分けます。
手羽中の、手羽端とつながっていた関節部分を持ち、一口でかぶりつきます!
この状態でひっぱると、きれいに骨だけ抜くことができます。
もちろん、残った手羽端も食べられます。
前歯で削ぐように食べるのでちょっと大変ですが、味が濃くて美味しい部位です。
生肉の場合
まず関節の部分を逆方向に折り曲げ、脱臼させます。
プラプラして関節としての手応えがなくなればOK!
手羽中の太い骨と細い骨の2本の間にキッチンバサミを入れて靭帯を切り離し、続けて太い骨と皮のくっついている部分を切り離します。
骨を1本づつキッチンペーパーを使って掴み、一方向にぐるぐると回して骨をはずします。
外しにくい場合、骨と肉をキッチンバサミで丁寧に切り離したり、関節をもう少し折り曲げたりしてみてください。
骨を抜いた手羽先は袋状になっていますので、なにか詰めて料理しても美味しいですよ!
食の豆知識で楽しいお肉ライフを!
スッーと外れると快感