柔らかくて、ジューシーで、香ばしい!
豚ロースは分厚い1枚肉のポークソテーなどで人気のお肉です。
でも、焼いてるうちに縮んで反り返ったり、固い食感になってしまったりして「上手に焼けない…」とお悩みの方も多いのでは?
今回は豚ロースの美味しい焼き方のコツをご紹介します!
その前に……どこの部位が「豚ロース」?

豚ロースは大きく「ロース」と「肩ロース」に分けられます。
ロース
豚の背中側、胸から腰にかけての部位で、柔らかさの中にも、しっかりとした歯ごたえが楽しめます。
赤身と脂がくっきり分かれていて、ポークソテーやとんかつに使われるのがこの部分です。
肩ロース
肩〜腕の部位を指し、赤身の中に脂肪が霜降り状に入っているのが特徴。
キメはやや粗いですが、旨味とコクがあって、豚肉本来の味を楽しめる部位です。
幅広い料理に使えるため、今日の献立に迷ったらとりあえず肩ロースを選んでしまいましょう!
豚ロースの美味しい焼き方

強火で一気に焼いてしまうと肉が縮んでしまい、固い食感になってしまいます。
弱火~中火ほどで、こんがりと焼き色がつくまでじっくり焼くのがコツ。片面3~4分づつが目安です。
中に赤い部分が残らないように注意しましょう!
下準備もしっかりと
筋切りをする
包丁を斜め45度に立てて、刺すようにして脂身と赤身の境目に切れ込みを入れます。
なにそれめんどくさい!という方は、肉全体に切れ込みが入っている(ミートテンダライズされている)お肉を買ってしまいましょう。
常温に戻す
15~30分ほど置いて室温に戻しておきましょう。
冷たいまま焼いてしまうと中心部までなかなか火が通らず焼きムラの原因に。外側はコゲコゲなのに中は生のまま、なんてことも!
下味をつける
焼く前に塩コショウで下味をつけるのも肉を柔らかくするコツ。
臭みが抜けて肉の旨味を引き出します。ドリップ(水分)がでてきたらキッチンペーパーで軽く拭き取りましょう。
また、事前にタレやヨーグルトに漬け込むのも◎
酵素や酸の影響でお肉の繊維がほぐれるため、柔らかい焼き上がりになります。
知っておくと、お肉の仕上がりがワンランクUPしますよ〜!
ぜひ美味しいお肉ライフを!