天下分け目のお肉の覇権争い カレー編

天下分け目のお肉の覇権争い カレー編

カレンダーの並びが良かった今年のお正月休み、のんびりお休みできたという方も多いハズ。
おせちや正月料理に飽きた頃にカレーを食べた人も多いのでは無いでしょうか?

さて、皆さんのおうちやご実家ではどんなカレーを作りましたか?

ビーフカレー、ポークカレー、チキンカレー……色々ありますが、住んでいる地域によって、カレーに入れるお肉にかなりの差があるみたいなんです。

カレーの知られざる秘密を覗いてみましょう!

地域で違う?!牛肉VS豚肉バトル

「カレーに入れる肉といえば、◯肉でしょ!」
と自信満々のあなた、実はメインの具材となるお肉は地域によってガラリと変わるようなんです。

豚肉を使う地域

東日本は豚肉を使ったポークカレーが圧倒的人気。
岩手県の83%を筆頭に、北海道・東北地方は70%ほどが豚肉派です。

関東・中部地方も50%が豚肉派ですが、全国から人が集まるためか牛肉派・鶏肉派も15~20%で拮抗しています。

東日本ではカレー以外の料理にも豚肉を使う割合が多いのだとか。
豚肉文化の地域なんですね。

牛肉を使う地域

西日本は牛肉を使ったビーフカレーが好まれます。
特に関西地方のビーフ率が高く、奈良県では76%の人が牛肉を使うそう。

関西地方では神戸ビーフや松阪牛、近江牛、但馬牛など、銘柄牛の飼育が盛んなため、肉といえば牛!という文化が定着しているようです。

中国、四国、九州・沖縄も30~40%ほどでビーフ派がやや優勢です。

鶏肉を使う地域

鳥取県、島根県など山陰地方で20~30%がチキン派。
実は鳥取市はカレー消費量が全国1位だそう。

沖縄県のチキン率も20%ほどと高めで、豚肉料理で有名なのに意外な結果です。

もちろん、全国どの地域にも10~20%のチキン派がおり、
カレーの牛肉/豚肉戦争に一石を投じています。

牛肉/豚肉の境界線はどこ?

東日本はポーク派、西日本はビーフ派が幅を利かせていますが、その境目はどのあたりにあるのでしょうか?

ある調査によると、愛知県と三重県の間に牛肉と豚肉の境目があるようです。

ここには揖斐川、木曽川や長良川といった大きな川が流れており、地形的に東西の文化が出会い、緩やかに混じり合う場所となっているそうで、牛/豚のミックスカレーも作るのだとか。

さながら「カレーの天下分け目の関ヶ原」ですね!

まとめ

今年、お家で食べたカレーはどうでしたか?

いずれにせよ、牛肉、豚肉、鶏肉どれも美味しいことには間違いありません!
ぜひ、次にカレーを作るときは「いつもの」と違うお肉も手にとってみてはいかがでしょうか♪


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