連日暑い日が続きますネ!
せっかくのお盆休みなのに、
人に合う元気が無い。食欲もわかず疲れ気味…
そんなときは焼肉が全てを解決するかもしれませんよ?!
夏バテの原因は栄養不足?
夏は暑さで食欲が無くなるので、のどごしの良い冷やし中華やそうめんなどの炭水化物の食事に偏りがち。
また、暑いからと冷たいジュースやアイス、ビールばかりとっていませんか?
糖質の代謝や、アルコールを分解する際に『ビタミンB1』が多く消費されます。
偏った食事を続けてしまうとビタミン類やミネラルが不足してしまい、次第に栄養不足になっていきます。
この状態が続くと、夏バテの症状はどんどん加速してしまうんです。
おすすめのお肉
焼肉といえばカルビ!ハラミ!サンカク!!
…ですが、いくつかのお肉を脂の少ない別の部位に変えてみてください。
夏バテ対策にピッタリの栄養を豊富に含んでいるんです!
豚肉
豚肉はビタミンB1がいちばん豊富に含まれる食材です。
特にヒレ肉やもも肉などの赤身の部位がおすすめです!
低カロリーでビタミンB1の含有量が多く、高タンパクで脂質も少ないのが特徴。
ビタミンB1は、炭水化物(糖質)をエネルギーに変える際に必要な栄養素。
不足するとエネルギー不足を引き起こして、疲れやすくなり、イライラの原因にもなってしまいます。
豚バラなど脂質が多い部位は柔らかくて消化がよさそうですが、実は脂は消化に時間がかかります。
胃腸が疲れている時は脂の多いバラ系のお肉を避けるのも一つの手です。
牛肉
夏バテに対策にもってこいの牛肉!
こちらも、もも肉などの赤身部分がおすすめです。
牛肉には「必須アミノ酸」を多く含む良質なたんぱく質と脂質をはじめ、
ミネラル分である亜鉛や鉄が多く含まれています。
亜鉛が不足すると免疫力が落ち、体内に侵入してくる細菌やウイルスを撃退できなくなってしまいます。
肉に含まれる鉄は特に「ヘム鉄」と呼ばれ、吸収率がとても良い種類の鉄分です。
鉄が不足すると全身に酸素が行き渡らず、疲れやすい状態になってしまいますよ。
この時期に特に摂りたい栄養素のひとつです。
鶏肉
鶏肉の中でもタンパク質が豊富なのは「胸肉」です。
胸肉には「イミダゾールペプチド」という疲労回復を助け、活性酸素を除去する働きが強くする機能成分が含まれています。
この成分を含んでいるのは、食用肉の中では鶏胸肉がダントツです!
特ににビタミンCと一緒に摂ると吸収率がアップしますよ。
ただ強火にかけてしまうと、脂質の少ない胸肉はぱさつきがち。
一晩タレに漬け込むなど、ひと手間加えるのもいいかもしれません
付け合せの野菜
もちろん肉だけでなく、そのほかの食材とバランスよく食べることが大事です。
野菜にはビタミン類がたっぷり含まれ、お肉の栄養素の吸収を高めてくれます。
ぜひ付け合わせに取り入れてみてください。
玉ネギ、にんにく
ネギ類は豚肉との相性バツグンの野菜!
ビタミンB1は玉ネギやにんにくなどのネギ科の野菜などに含まれているアリシンと結合すると、アリチアミンになって吸収率が高くなります。
さらにアリシンは、胃液の分泌や発汗など代謝を良くするという働きもあります。
香りもあいまって食欲UPの味方になってくれそうです。
にんにくはまるごとホイル焼きがおすすめ!
にんじん
β-カロテンが豊富なにんじん。皮に特に多く含まれています。
β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、鼻や喉の粘膜を強化し、ウイルスの侵入を防ぎます。
脂溶性(油に溶ける)のビタミンで、熱を加えると吸収率が2倍になる特徴がありますので、
皮付きのまま焼いて肉と一緒に食べると余すところなく栄養がとれますよ!
きゅうり
栄養価がほとんど無いといわれているきゅうりですが、
体内の不要な塩分の排出を促すカリウムが豊富に含まれています。
ピリカラのキムチにすれば焼肉との相性もバツグンです!
トマト
こちらもビタミンやミネラルが豊富。
汗で排出されてしまうカリウムやカルシウムなど、夏場に摂りたい栄養素が多く含まれています。
優しい甘みで口の中の脂をさっぱり洗い流してくれますよ!
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夏バテ気味で胃腸が弱ってるときは脂身少なめの赤身の焼肉を試してみてくださいね!
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