「牛肉のステーキといえば?」と聞くと、多くの人が【サーロイン】と答えるのでは無いでしょうか。
さてさて高級肉としても知られるこのサーロイン、どの部分のお肉でしょう?
正解はこちら!
実は肩ロース、リブロースと並ぶ背中部分のロースの仲間で、その中でも腰に近い部分を「サーロイン」といいます。
牛に取ってはほとんど動かさない場所であることから、筋が入りにくく柔らかい部位です。
古いフランス語の「上の腰部」という意味の「シュールロンジュ」が語源と言われています。
英国王があまりの美味しさに感動して爵位のとしての「サー」を与えられたという説もありますね!
赤みの間にきめ細かなサシが入った美しい霜降り肉が特徴です。
脂の融点が低いため、「口に入れた瞬間溶ける」という表現の通り人間の体温だけで融け出してしまいます。
この脂をなるだけ損なわず焼くのがポイントですね!
サーロインの美味しい焼き方
今回はフライパンで美味しいミディアムステーキの焼き方をご紹介!
それはズバリ!
はじめだけ強火で焼く!
です!
1.表面を焼き固める
フライパンを強火でしっかりと熱したら、お肉をそっと入れ、表面を焼き固めます。
焼き始めて1分ほど経ったら火を弱め、余分な脂はキッチンペーパーで取り除きます。
2.裏返して蒸し焼きに
お肉の3分の1ほど色が変わったら、裏返し、再び強火にします。
30秒ほどして焼色がついたら弱火にして、アルミホイルをかぶせて1分ほど蒸し焼きに。
3.予熱で熱を通す
取り出したらアルミホイルで包んで予熱でじんわり火を通します。
こうすることで、加熱し過ぎによって脂や旨味が溶け出してしまうことを防ぎます。
下ごしらえのポイント
焼く前のちょっとしたことで美味しさ、さらにアップ!
これであなたもサーロインマスター!?
- ・焼く30分前に冷蔵庫から取り出し常温に置いておく
- ・余分な水分を拭き取る
- ・表になる面の筋切りをして叩く
- ・焼く直前に塩コショウする
豆知識を身に着けて楽しいお肉ライフを!
分厚いのが好きです!