焼肉に「牛もつ」?
というとちょっと不思議な感じがしますが、メニューを良く見てください!
塩タン、ハラミ、サガリ、ハツ……
普通すぎてスルーしそうですが、これらは内臓肉、つまり「もつ」になります。
部位が分かればメニュー選びももっと楽しくなるかも?!
焼いて美味しい【もつ】を見てみましょう!
もつとは
ヒレやロースなどの「正肉(しょうにく)」と呼ばれるものに対して
それ以外の内臓肉や畜産副生物のことを広義に指します。
焼肉で人気の部位は「赤もつ」と呼ばれるものが多く、その名の通り血が通っていて赤っぽい色をしています。
一頭から取れる量が少ないため希少肉と紹介されていることも。
焼肉で人気の部位
舌(タン)、横隔膜(ハラミ、サガリ)、心臓(ハツ)、肝臓(レバー)などが有名です。
部位にもよりますが、クセがあるので味付けして提供されることもあります。
タンのコリコリとした歯ごたえや、レバーのクリーミーな舌触りなど、通常の肉にはない食感が人気です。
ハラミやサガリは内臓肉というイメージが少ないですが横隔膜の筋肉の一部で、肉を卸すときに肺に付随するので内臓肉扱いになります。
内臓肉特有のクセや臭みもなく見た目も味わいもカルビに似ています。
鮮度が命
もつは普通のお肉のように「熟成」することがありません。
取り出すとすぐに劣化が始まり、臭みが出てしまいます。
兎にも角にも、おいしさは鮮度が命!
加工流通技術の向上により、
おいしいもつが食べられるようになってきました。
赤もつの栄養
赤もつは一般的に赤身肉よりカロリーが低く、ビタミン、鉄分、ミネラルなどの栄養も豊富な部位です。
コラーゲンも多く含まれているため、美容にも最適。
女性にも大変人気です。
それなら毎日たくさん食べよう!!
と思ってしまいますが、実は「プリン体」も多く含まれています。
プリン体は通風の原因になってしまいますので、毎日食べるのは避けましょうね。
食の豆知識で楽しいお肉ライフを!
栄養満点、スタミナ満点!